石鎚山の紅葉 朝日浴び「燃える山頂」 | '07/11/10 |
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朝日に映え赤く染まる石鎚山の天狗岳(西条市)
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紅葉をたたえ、朝日を受ける山頂は、燃えるような強い赤を放つ。愛媛県西条市と久万高原町の間にそびえ立つ西日本最高峰石鎚山(一、九八二メートル)。十月中旬から紅葉が始まった大自然のパノラマが広がる。
久万高原町から石鎚スカイラインを車で上り、登山道入り口へ。約四・六キロの山道を尾根伝いに歩くと、頂上にたどり着く。山頂では、カエデやツツジ、ナナカマドなどが赤や黄色に移ろい始め、日々変化する霊峰の秋景色が登山者らの目を楽しませている。その姿を撮影しようと、重いカメラや三脚を背負った人も多い。
今年は記録的な夏日が続き、色づきは一週間ほど遅く始まった。紅葉前線は十一月中旬にかけ、ふもとへ向かいゆっくりと下りていく。
(写真と文・高田未来=愛媛新聞)
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