中国新聞
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設立30年を迎えた放影研。被爆者のがん増加などを解明してきた一方、老朽化した施設の移転など「将来」が不透明な面もある(広島市南区比治山公園)
 広島市南区、放射線影響研究所(放影研)が、日米両政府共同出資の財団法人として発足して三十年を迎えた。被爆者の追跡調査を通じ、放射線被曝(ひばく)が人体にもたらす影響を明らかにしてきたその研究成果の評価は高い。一方、原爆を投下した米国が運営主体に絡んでいることに、被爆者たちは複雑な感情も抱く。これまでの研究で、被爆の後障害はどこまで解明されたのか、未解明の課題は何なのか。三十年間の歩みを振り返り、将来展望を探る。(桜井邦彦)

被爆の後障害明らかに
運営費 米の拠出減る
バートン・ベネット理事長に聞く
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