核兵器廃絶を訴えて全国行脚する原水禁国民会議の「非核・平和行進」が三日、広島市中区の平和記念公園に到着した。
広島県原水禁(向井高志代表委員)の約二百人がこの日午後、西区の旭橋西詰めなどを出発。「核のない未来を」と書かれた横断幕を広げ、公園内の原爆慰霊碑を目指した。
碑前で連合広島、核禁会議と合流。向井代表委員が「被爆地から世界に平和を届けよう」とあいさつし、全員で黙とうした。非核・平和行進は四月に青森県を、五月に沖縄県をそれぞれ出発。各都府県の原水禁がリレーでつないだ。
日本山妙法寺(東京)の平和祈念行脚団(武田隆雄団長、約六十人)もこの日、同公園に到着。広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長と原爆慰霊碑、韓国人原爆犠牲者慰霊碑を巡った。
    
|