しらいし・かつみ 内野手。18年生まれ。広島・広陵中から巨人などを経て50年に入団し、打率3割4厘で球団初のベストナインを受賞した。三遊間のゴロを半身の体勢で捕球して、一塁にノーステップスローする「逆シングル」の名手。53年から選手兼任監督に就任し、11年間指揮を振るう。「王シフト」を考案した。通算1574安打。85年殿堂入り。00年死去。