こば・たけし 内野手。36年生まれ。熊本・済々黌高―専大、日鉄二瀬から58年に入団。63年に長嶋茂雄(巨人)と激しい首位打者争いを演じたが、あごに死球を受けて戦線離脱。打率3割3分9厘でリーグ2位となった。64、68年に盗塁王。75年途中に監督に就任し、同年の初優勝や3度の日本一に導いた。通算1369安打、263盗塁。99年に殿堂入り。