中国新聞オンライン
中国新聞 購読・試読のお申し込み
サイト内検索
|写真特集|平和宣言英語版|「原爆の日」特報<1>特報<2>|動画|
被爆63年 重み増す「あの日」の記憶

 広島への原爆投下から、きょうで63年になった。全国の被爆者は3月末現在、24万3692人。1年間で8142人減り、平均年齢は75・14歳になった。老いた被爆者に、人類史上初の核兵器が与えた被害とは何か。語り継がれる「あの日」の記憶と記録が今、一段と重みを増す。

 広島市中区の平和記念公園の原爆慰霊碑には、未明から遺族らの祈りが続く。午前8時からは、同公園で平和記念式典。原爆投下時刻の8時15分の黙とうに続き、秋葉忠利広島市長が「平和宣言」を読み上げた。核兵器廃絶は原爆体験の悲劇と苦悩から生まれた「真理」だと位置付け、市民が協力して実現しようと…。

 0時05分 未明から祈り(8月6日)

 0時29分 「被爆の証人」(8月6日)

 0時33分 原爆慰霊碑に身内6人奉納(8月6日)

 3時40分 父を思う気持ち変わらず(8月6日)

 4時50分 急がれる体験の継承(8月6日)

 5時06分 次第に増える参拝者(8月6日)

 5時13分 ヒロシマ継承(8月6日)

 8時13分 核廃絶と恒久平和(8月6日)

 8時15分 沈黙 祈り(8月6日)

 8時15分 沈黙 ダイイン(8月6日)

 8時21分 核兵器廃絶は「真理」(8月6日)

 8時29分 思い引き継ぐ(8月6日)

 8時31分 被爆63年 平和の誓い新た(8月6日)

 9時00分 『さだ子と千羽づる』朗読も(8月6日)

 9時34分 消えぬ祈り(8月6日)

<上>赤線内が、更地が広がる段原再開発の東部地区。このうち、青線内が近く解体工事に入る段原山崎町
<下>戦前の流行を色濃く残す和洋折衷デザインの民家(藤原さん所有)(8月8日)