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核廃絶計画明確化求める 核禁会議・連合も集会 '04/8/6

 連合(日本労働組合総連合会)は五日、広島市中区の厚生年金会館で2004平和ヒロシマ集会を開き、核兵器廃絶と世界平和の希求を盛り込んだ平和アピールを採択した。

 アピールは被爆六十周年で核拡散防止条約(NPT)再検討会議が開かれる来年に、核兵器廃絶へのスケジュールを明確化する必要性を強調。被爆国民の声を世界に伝えていくべきだと訴えている。

 集会には約二千人の労組員たちが参加。笹森清会長は「核戦争の危険は去らない。あきらめずに平和への願いを発信していこう」と訴えた。

 核兵器禁止平和建設国民会議(核禁会議)の広島集会も五日、広島市南区のホテルであり、県内を中心に西日本から約百五十人が参加。核禁広島の赤松紀彦議長が「核爆発によるテロ事件などの危険性が高まっている。一日も早い核兵器全廃を目指し運動を続けよう」と呼び掛け、「核兵器保有国に廃絶へのプログラムを明らかにさせる」などを盛り込んだ集会アピールを採択した。


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