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紙面通じ体験継承 ヒロシマ講座7記者が取材 '04/8/7

 広島市のジャーナリスト向け研修「ヒロシマ講座」に参加している地方紙、ブロック紙の記者七人が六日、中区の平和記念公園であった平和記念式典などを取材した。

 式典会場で七人は、それぞれの地元から出席した遺族や、平和学習に訪れた学生たちから話を聞いた。七月二十九日の研修スタート以降、各記者は「被爆体験の伝承に向けた模索」「核兵器廃絶の取り組み」などをテーマに取材活動をしている。この日は式典後、劣化ウラン弾に関する集会を取材した記者もいた。

 和歌山県の紀伊民報社報道部の牧康宏さん(26)は「被爆体験を聞き、絶対に風化させてはいけないと感じた。紙面を通じ、和歌山県の非核宣言自治体が何をやれるか、問い掛けたい」と話していた。

【写真説明】中学生から平和記念式典の感想を聞く紀伊民報社の牧記者


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