広島市南区のマツダスタジアムに、広島東洋カープの歴代スター選手のレリーフを掲げるキャンペーン「カープの星」(中国新聞社主催)で、1960年代の選手たちは常勝チームへのレールを敷いた。
選ばれた3人は、いずれも75年の初優勝に向かうチームの機動力、投手力、攻撃力の柱だった。古葉竹識は1番・遊撃のリードオフマンとして2度の盗塁王を獲得。巨人から通算34勝の安仁屋宗八は真っ向勝負でチームを鼓舞した。広島市出身の山本一義は強い郷土愛から故郷に戻り、4番打者を530試合務めた。
3人は29日の横浜戦(午後2時開始)の試合前にグラウンドである、レリーフの除幕式に出席。レリーフは試合中に大型スロープに設置され、ファンに披露される=敬称略。(木村雅俊、山本修)
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