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国連職員、ヒロシマ学ぶ 14カ国25人 '08/7/22

 世界各地で平和構築に携わる国連職員が二十一日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆被害を学んだ。異なる国で働く職員の交流を図る研修の一環で、二十四日まで被爆地広島を拠点に、国連の平和活動について意見交換する。

 国連平和構築支援事務局と、広島平和構築人材育成センター(HPC)が初めて企画した。米国やマレーシアなど十四カ国の国連機関に勤務する二十五人が参加し、原爆ドームや原爆慰霊碑などを巡った。

 二十二日以降はHPCの研修員も交え、治安維持や資源開発などで職員らが直面する課題を議論。二十五日には、HPCなどが東京で開くセミナーで成果を発表する。(奥田美奈子)

【写真説明】平和記念公園でボランティアの説明に聞き入る国連職員たち


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