中国新聞オンライン
中国新聞 購読・試読のお申し込み
サイト内検索
原爆資料館の見学順路 見直しへ市民の声を2つの案から選択 '08/7/31

 原爆資料館(広島市中区)は八月一日から変更を検討する見学順路について、市民の意見を募る。展示内容の見直しを協議する「基本計画検討委」の議論に反映させるためで、九月五日まで。

 市民に提示するのは(1)現在と同じ東館を出入り口とし、新設のエスカレーターでまず三階まで上がって被爆資料のある本館を見学後、再び東館に戻る(2)本館西側の広島国際会議場を入り口とし、本館を経て東館を出口とする―の二つの順路案。どちらかを選んでもらい、理由や問題点なども尋ねる。

 結果は九月に開く検討委の建物・展示整備部会で報告する。資料館は「見学順路は基本計画の中でも特に重要。幅広く意見を聞きたい」としている。応募用紙は資料館内に置くほか、広島平和文化センターのホームページからダウンロードできる。原爆資料館Tel082(241)4004。アドレスは、http://www.pcf.city.hiroshima.jp/hpcf/index.cgi(金井淳一郎)


MenuTopBackNextLast