広島市安佐北区の鈴張小では、平和集会が開かれた。一カ月前から児童全員で取り組んできた折り鶴の張り絵が完成し、平和への思いを一つにした。

　張り絵は縦横一・八メートル。赤いハートの中に「生」の文字をあしらった。「毎日、懸命に生きることが平和につながる」―。こんなメッセージを込めた。

　全員で「アオギリのうた」を合唱。完成した張り絵を前に、平和についての学習の成果を学年ごとに発表し合った＝写真。六年の園山みなみさん（１２）は「これからもみんなで、平和について考えていきたい」と話していた。（有岡英俊）

【写真説明】折り鶴の貼り絵の前で、平和について学習したことを発表する児童ら