「生協ひろしま碑めぐりガイドの会」の７人は、平和記念公園内の慰霊碑などを案内した。親子連れたち約５０人が被爆地の歩みを学んだ。

　ガイドは生協ひろしま組合員の会社員や主婦たち。参加者は親子連れと一般の２コースに分かれた。親子連れは被爆アオギリや原爆の子の像などを見学。メンバーの説明を熱心に聴き、メモを取る姿もあった。

　小学６年の長男と巡った仙台市の会社員野村奈穂さん（５３）は「広島出身の祖父母や両親から原爆の恐ろしさは聞いていた。息子にも平和を祈る気持ちを伝えたい」と力を込めていた。（新山創）

【写真説明】ガイド（左端）から原爆慰霊碑の説明を聞く親子連れ