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米の高校生も熱心に折り鶴 ソロプチミスト呉と交流 '07/8/3

 呉市の友好都市、米国ブレマトン市から訪れている高校生三人が二日、呉市中通のビュー・ポートくれで、国際ソロプチミスト呉(清水博江会長)メンバーの手ほどきを受けながら、鶴を折った。六日、広島市中区の平和記念公園内にある原爆の子の像にささげる。

 高校生は、被爆後に白血病で亡くなった少女、佐々木禎子さんの話を聞きながら、メンバーと一緒に色とりどりの折り鶴約二百羽を完成させた。高校二年デリック・スコットさん(17)は「禎子さんの話を初めて聞き、とても悲しいと思った。平和の大切さをあらためて感じている」と熱心に取り組んでいた。

 六日は、呉高校のボランティアグループ「Sクラブ」の五人も合流し、ソロプチメンバーが事前に折りためていた鶴も合わせて計三千羽を持参する。原爆資料館の見学や、灯籠(とうろう)流しにも参加する。(増田咲子)

【写真説明】鶴を折る米国ブレマトン市の高校生とソロプチミスト呉のメンバーら


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