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名簿を納め200人黙とう ◆三原 '07/8/7

 三原市の原爆死没者追悼慰霊式は、JR三原駅前隆景広場(本町)であった。主催の市原爆被害者之会の村上徹郎会長(78)らがこの一年で亡くなった十四人の名簿を広場内にある慰霊碑に納めた。

 名簿奉納後、参列者約二百人は三百六十八人が眠る慰霊碑に黙とう。学徒動員中に被爆した村上会長は「あの日の生き地獄が忘れられない。被爆体験を世界に訴えたい」。五藤康之市長も「尊い犠牲の上に私たちは平和な生活をしている。核兵器廃絶に向け一層の努力が必要だ」と訴えた。(高木潤)


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