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広島市商高「ピースデパート」 平和発信を市長に報告 '08/7/17

 収益を広島、長崎両市の平和事業に寄付する広島市立広島商業高(東区)の「ピースデパート」の生徒役員が十六日、市役所を訪れ、「模擬株主」である秋葉忠利市長に活動報告した。

 三年岡田実紗さん(18)ら六人。同じ被爆地の長崎市商高と連携し、今年も十一月に開く。近く、打ち合わせで長崎を訪れる生徒たちに、秋葉市長は「世界の平和は両市商から!」などと手書きした色紙を贈った。

 仕入れから販売までを自分たちで手掛けるピースデパートは、昨年十二月に初めて開催。会場に長崎産品も並べ、長崎市商と共同で作った「平和宣言」も発表した。岡田さんは「今年も催しを通じ、平和を発信していきたい」と話していた。(田中美千子)

【写真説明】秋葉市長(左端)から色紙を受け取る生徒たち


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