原爆の日を前に、ボランティア団体「平和の灯奉賛会」(藤田一憲会長)が二十六日、広島市中区の平和記念公園にある「平和の池」を清掃した。
メンバーたち約百人が参加。原爆慰霊碑を囲む池の水を抜き、ブラシで底にたまった泥をこすり落としてホースの水で洗い流した。
清掃奉仕は一九六四年から毎年、原爆の日と正月前に続けている。参加した呉市の小学六年東あおいさん(12)は「戦争がなくなるように願いを込めて掃除をした」と汗を流していた。
【写真説明】「平和の池」を清掃する参加者