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ヒバクシャの苦難、本や写真で知ろう 広島で企画展 '08/8/6

 国内外の「ヒバクシャ」の苦しみを図書や写真で伝える企画展が、広島市の安佐南区図書館で開かれている。三十一日まで。月曜休館。

 チェルノブイリの原発事故、ビキニ環礁の核実験などの被曝(ひばく)者の記録や写真集など約七十冊を展示。同市の市民団体「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」のメンバーがイラクで劣化ウラン弾の被害者らを撮影した写真二十四枚も並ぶ。放射線の影響で白血病やがんになった人たちの苦しみを訴えかける。

 同区東野、主婦竹野加代子さん(45)は「自分の二人の子どもがこうなったらと思うとやりきれない」と写真に見入っていた。


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