中国新聞オンライン
中国新聞 購読・試読のお申し込み
サイト内検索
犠牲者へ哀悼の調べ 広響、「平和の夕べ」コンサート '08/8/6

 広島交響楽団による2008「平和の夕べ」コンサートが五日、広島市中区の広島国際会議場であった。古典派の巨匠作品で、原爆犠牲者への哀悼を込めた調べに約千百人が心を振るわせた。

 秋山和慶音楽監督の指揮。ハイドンの交響曲第四十五番「告別」とモーツァルト作の「レクイエム(ジェスマイヤー版)」を披露した。

 モーツァルトが死の直前に手がけた「レクイエム」ではソプラノ釜洞祐子、メゾ・ソプラノ林美智子、テノール錦織健、バリトン三原剛が登場。この日のための特別合唱団と深い祈りのハーモニーを響かせた。(片山明子)

【写真説明】モーツァルトの「レクイエム」を歌うソリストと合唱団


MenuTopBackNextLast