中国新聞オンライン
中国新聞 購読・試読のお申し込み
サイト内検索
核兵器廃絶 記事で問う ヒロシマ講座、地方紙記者ら取材 '08/8/7

 国内のジャーナリストを対象に広島市が毎年開いている「ヒロシマ講座」を受講するブロック紙、地方紙の記者が六日、平和記念式典を取材した。

 二十四―四十八歳の九人は早朝から、会場の平和記念公園(中区)でそれぞれの地元の遺族代表や参列者に式典へ臨む心情を尋ねた。式典の様子を克明にメモし、若者や外国人が目立つ会場を撮影。翌日の朝刊用記事などを執筆した。

 琉球新報(那覇市)の島袋良太記者(24)は、平和学習のため参列した沖縄県の高校生二人を取材。「核兵器廃絶という課題を広島だけに委ねるのでなく、一人一人の問題として記事で問い掛けていきたい」と話していた。(新宅愛)

【写真説明】式典に参列した高校生に感想を聞く琉球新報の島袋記者(左)


MenuTopBackNextLast