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被爆後の広島描く影絵 中区で展示会 '08/8/8

 ヒロシマの暮らしぶりを描いた「小さな祈りの影絵展」が七日、広島市中区の中国新聞ビルで始まった。二十二日まで。

 焼け野原の市街地や被爆から三日後に走り始めた路面電車、闇市など計二十二点が並ぶ。影絵作家浜崎ゆう子さん(40)=川崎市=が広島、廿日市両市の被爆者から聞いた体験を基に制作した。

 訪れた奈良県広陵町の小学教諭杉村幸恵さん(41)は「当時の人々のやさしさと、強さがうかがえる」と話していた。入場無料。午前九時半から午後六時までで、最終日は午後二時まで。土・日曜日は休館。(山田祐)

【写真説明】被爆後の暮らしを幻想的に描いた影絵展


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