原爆や平和を中心テーマとした、府中市上下町の画家古森旭さん(77)の絵画展が「原爆の日」の6日、三次市十日市中のCCプラザで始まった。県北退職教職員「九条の会」の主催で、12日まで。
焼け野原となったヒロシマの上空に広がる青空が印象的な「刻々の蒼空(あおぞら)・ヒロシマ50忌に」、戦争や劣化ウラン弾の廃絶を訴えるプラカードを掲げる人々を描いた「私もNO WAR」…。平和を願って描いた油彩やアクリル画など、計80点が並んでいる。
三次高や上下高の元美術教諭で、同会会員の古森さんは「平和や核の問題に関心を持ち、どうしたら平和を保てるかを考えるきっかけにしてもらえれば」と願っていた。
8、9の両日は午後2時から古森さんのギャラリートークがある。(余村泰樹)
【写真説明】平和の願いを込めた作品を紹介する古森さん(左端)
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