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平和願い歌い奏でる 「ヒロシマボイセス」チャリティーコンサート '07/7/22

 原田真二(48)ら広島ゆかりのアーティストが日米で開く平和チャリティーコンサート「ヒロシマボイセス」が二十三日、広島市中区のアステールプラザである。原田と横浜市在住の被爆者小林康司さん(71)が広島市役所を訪れ「昨年の米国での反響に勇気づけられた」と語った。

 小林さんの「ヒロシマ・イニシアティブ」が企画し、二回目。原田のほか、「一本の鉛筆」で被爆地に心を寄せる安芸高田市出身の歌手真木洋介、尺八の坂田誠山、シャンソンの山県明久、歌手の麻美淳子らが出演する。

 原田は新曲「大和―YAMATO The Global Harmony」を歌う。「日本人は自然と共生し、和を尊ぶ文化をはぐくんできた。その優しさや精神を込めた」と説明した。

 昨年、米国・ニューヨークの平和コンサートで歌い、手応えを感じた。「原爆は米国のタブーだが、テロやイラク戦争を経て平和を求める雰囲気が高まってきてる。今がチャンス」

 八月六日(現地は五日)はニューヨークのセントラルパークで、宗派を超えた平和ライブを展開する。

 広島公演は午後七時開演。三千五百円。Tel03(5760)1400。(片山明子)

【写真説明】広島と米国でのピースコンサートに出演する原田真二


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