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鎮魂ヒロシマをガイド 8月5・6日に2団体が市内に待機 '07/7/27

 八月六日の平和記念式典に参列するため内外から被爆地広島を訪れる人たちをもてなそうと、地元の有志たちが、平和関連行事の紹介や関連施設の案内役を引き受ける。広島市の呼び掛けに応じた初の取り組みとなる。

 市観光ボランティアガイド協会の約三十人は八月六日午前九時半から午後四時半まで、原爆資料館本館下と原爆ドーム横の二カ所に設けるブースに待機する。普段は事前予約が必要な平和記念公園内の慰霊碑巡りも、当日は随時受け付ける。

 ご当地検定「ひろしま通」認定者の有志約三十人は、八月五日と六日の二日間活動する。市がJR広島駅の北口と南口に初めて設ける臨時案内所に、交代でそれぞれ三人程度が控え、市内各地で開かれる行事を紹介する。

 平和記念公園の見どころをまとめた市のリーフレットや地図などを配り、質問にも応じる。活動時間は五日午前九時―午後六時、六日午前六時―正午。

 このほか、ヒロシマピースボランティアは原爆資料館内で展示品の説明などにあたる。(田中美千子)


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