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核兵器廃絶へ結束誓う 原水禁と連合・核禁の広島大会に6500人 '07/8/5

 原水禁国民会議系の原水爆禁止世界大会・広島大会の開幕となる「核兵器廃絶 2007平和ヒロシマ大会」が四日、広島市中区の広島グリーンアリーナであった。昨年に続き、連合、核禁会議との共催。

 全国から平和団体や連合傘下の労組関係者ら約六千五百人が参加。秋葉忠利広島市長、広島県被団協の坪井直理事長らが来賓として出席した。

 原水禁の市川定夫議長が「世界中で核兵器が作られ、威嚇に利用されているだけでなく、劣化ウラン弾が現実の戦争に使われ続けている。これら問題を真剣に考える機会にしてほしい」とあいさつした。

 連合の古賀伸明事務局長は、世界の核軍縮の現状を「核保有国が努力を見せていない」と批判し、「二〇一〇年の核拡散防止条約再検討会議を成功させるため、われわれ三団体が国内外の世論を盛り上げたい」と強調した。同大会は五日に分科会などを開催する。(金崎由美)

【写真説明】6500人が参加して開幕した「核兵器廃絶 2007平和ヒロシマ大会」


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