広島市の秋葉忠利市長は、平和記念式典に出席する各国の大使らを中区のホテルに招き、核兵器廃絶を目指す被爆地の思いや取り組みについて語った。
六日の式典に参列する各国の来賓のうち、核兵器保有国ロシアを含む三十九カ国の大使や参事官、家族ら約五十五人が出席した。
秋葉市長は、高齢化が進む被爆者が置かれている厳しい状況など説明。自身が会長を務める平和市長会議の活動も紹介し「広島、長崎は努力をしているが核兵器廃絶にはまだ足りない。皆さんの協力が必要」と訴えた。