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原爆惨禍を取材で実感 ヒロシマ講座に8記者 '07/8/7

 広島市が国内のジャーナリストを対象に開催している「ヒロシマ講座」の参加者八人が六日、広島市中区での平和記念式典に参加、原爆の日の取材に取り組んだ。

 八人は原爆投下時刻の午前八時十五分、都道府県遺族代表席のそばに並んで黙とう。秋葉忠利市長の平和宣言などに聞き入り、式典後はそれぞれ原爆慰霊碑に献花する人や遺族代表を取材した。

 講座は広島市が二〇〇二年から毎年開き、今年は七月二十八日―八月七日の日程で実施。八人は国内の地方紙などの記者で取材した内容は今後の平和報道に生かす。

 新潟日報(新潟市)の佐藤茜さん(25)は「これまで身近でなかった原爆の悲惨さを体で感じた」と話していた。(林淳一郎)

【写真説明】原爆慰霊碑に花をささげる人たちを撮影するヒロシマ講座の参加者


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