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学童疎開の様子描いた紙芝居に耳傾け '07/8/7

 福木小(東区)は、地元の被爆体験継承グループ「ゆずりは会」を招いた平和学習会を開いた。会が聞き取り取材を基に学童疎開の様子を描いた紙芝居や原爆詩の朗読などに、子どもたちが耳を傾けた。

 紙芝居「ひろしくんたちの疎開」は、馬木地区に戦災を逃れた中区の舟入国民学校(現舟入小)の児童たちが、地区の寺で過ごした日々を伝える物語。家族と離れ離れになった寂しさや、食べ物の不足をがまんする姿を、代表の大室弥栄子さん(63)ら会員八人が絵に合わせ熱演した。(伊藤一亘)


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