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展示基本計画 意見募る 被爆遺構 広島市が7日から

 広島市は7日から、平和記念公園(中区)地下に残る旧中島地区の被爆遺構の展示整備に関する基本計画について、電子メールなどで市民から意見を募る。2021年度末の公開を目指しており、幅広い意見を整備の参考にする。18日まで募集する。

 基本計画は、原爆資料館東館の北側の予定地に平屋施設(60~70平方メートル程度)を建て、焼け落ちた土壁の実物や炭化した畳、板材のレプリカなどの遺構を見られるようにし、被爆前の街並みや暮らしを紹介する写真や解説パネルを設ける方針。市が今年8月の有識者懇談会で概要を示し、委員の意見を基に一部修正を加えてまとめた。

 計画は市のホームページ(HP)、市公文書館(中区)、市平和推進課で閲覧できる。HPの応募フォーム、郵送、ファクス、窓口で受け付ける。市平和推進課☎082(242)7831。(水川恭輔)

(2020年9月5日朝刊掲載)

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