被爆地広島 地元紙の原爆平和記事
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「核廃絶の思い継いで」 日本被団協 田中熙巳さん講演 千葉 首相の防衛強化論に危機感
25年1月16日 ニュース日本被団協の代表委員を務める田中熙巳(てるみ)さん(92)=埼玉県新座市=が15日、千葉県市川市で講演した。石破茂首相が8日の面会時に防衛強化の持論を唱えたことに危機感を示し、「軍備拡張につながる。太平洋戦争がそうだった」と強調。聞き入る市民約400人に「核兵器が使われないように核廃絶の思いを引き継いでほしい」と訴えた。 被団協のノーベル平和賞受賞を記念して招かれた田中さんは約50分話し...
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25年1月16日
連載・特集
緑地帯 武谷田鶴子 私は被爆者⑤
渡米治療の時のホストファミリーの一人、ジィーンが電話をかけてきた。「タズコ、平和を訴えて。それを本にして出版してちょうだい」と言うと、電話は切れた。2001年...
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25年1月16日
ニュース
被爆80年の8・6 核の非人道性 シンポで議論 広島平和文化センター計画 専門家や被爆者参加
被爆80年のことし8月6日に、広島平和文化センターが、広島市で核兵器使用の人道的影響に焦点を当てた特別シンポジウムを開く計画を進めている。核兵器禁止条約を推進...
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25年1月15日
ニュース
8・6式典入場規制 過料処分「不当」 不服申し立て 市に市民団体
昨年8月6日の広島市の平和記念式典を巡り、市から過料5万円の支払いを命じられた市民団体「8・6ヒロシマ大行動実行委員会」の幹部が14日、処分を「不当」として不...
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25年1月15日 ニュース
生徒の旅費助成/教員向け研修会 被爆地に修学旅行誘致へ 広島平和文化センター 平和学習を支援
広島市への平和学習を目的にした修学旅行を増やそうと、広島平和文化センター(中区)が被爆80年の2025年度、新たな誘致事業を始める。関東圏の公立中をモニター校...
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25年1月15日
ニュース
「黒い雨」救済 8人追加提訴 広島地裁
広島原爆の投下後に降った「黒い雨」の被害者救済を巡り、国が2022年4月に運用を始めた新たな被爆者認定基準の下で被爆者健康手帳を申請し、却下されるなどした広島...
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25年1月15日 ニュース
「平和への貢献の形 探って」 被団協の本間さん講演 松江の児童 熱心に質問
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表理事で、県原爆被爆者協議会会長の本間恵美子さん(74)=松江市=が14日、同市の古志原小を訪れ、児童たちにノルウェー・...
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「核廃絶の思い継いで」 日本被団協 田中熙巳さん講演 千葉 首相の防衛強化論に危機感
25年1月16日 ニュース日本被団協の代表委員を務める田中熙巳(てるみ)さん(92)=埼玉県新座市=が15日、千葉県市川市で講演した。石破茂首相が8日の面会時に防衛強化の持論を唱えたことに危機感を示し、「軍備拡張につながる。太平洋戦争がそうだった」と強調。聞き入る市民約400人に「核兵器が使われないように核廃絶の思いを引き継いでほしい」と訴えた。 被団協のノーベル平和賞受賞を記念して招かれた田中さんは約50分話し...
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25年1月16日
ニュース
被爆80年の8・6 核の非人道性 シンポで議論 広島平和文化センター計画 専門家や被爆者参加
被爆80年のことし8月6日に、広島平和文化センターが、広島市で核兵器使用の人道的影響に焦点を当てた特別シンポジウムを開く計画を進めている。核兵器禁止条約を推進...
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25年1月15日
ニュース
8・6式典入場規制 過料処分「不当」 不服申し立て 市に市民団体
昨年8月6日の広島市の平和記念式典を巡り、市から過料5万円の支払いを命じられた市民団体「8・6ヒロシマ大行動実行委員会」の幹部が14日、処分を「不当」として不...
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25年1月15日 ニュース
生徒の旅費助成/教員向け研修会 被爆地に修学旅行誘致へ 広島平和文化センター 平和学習を支援
広島市への平和学習を目的にした修学旅行を増やそうと、広島平和文化センター(中区)が被爆80年の2025年度、新たな誘致事業を始める。関東圏の公立中をモニター校...
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25年1月15日
ニュース
「黒い雨」救済 8人追加提訴 広島地裁
広島原爆の投下後に降った「黒い雨」の被害者救済を巡り、国が2022年4月に運用を始めた新たな被爆者認定基準の下で被爆者健康手帳を申請し、却下されるなどした広島...
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25年1月15日 ニュース
「平和への貢献の形 探って」 被団協の本間さん講演 松江の児童 熱心に質問
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表理事で、県原爆被爆者協議会会長の本間恵美子さん(74)=松江市=が14日、同市の古志原小を訪れ、児童たちにノルウェー・...
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25年1月15日 ニュース
[ヒロシマドキュメント 1946年] 1月 路面電車の復旧進む
1946年1月。広島電鉄の路面電車の復旧が進んだ。単線から複線になり、擦れ違えるように。オーストラリア海軍予備員だった当時21歳のノーマン・クレルさんが、広島...
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緑地帯 武谷田鶴子 私は被爆者①
25年1月9日 連載・特集私は女学校4年生、16歳の時に被爆した。1945年8月6日朝、空襲警報が解除になり、私は動員先の職場へ向かった。道を歩いていると後方から「おい、B29の爆音が聞こえるぞ」と男子学生の声が聞こえた。青く晴れ渡った空を見上げると、鮮やかな色に輝く球体が回転しながら舞い落ちていた。 7メートル吹き飛ばされ、気絶した。意識が戻った時、辺りは真っ暗。やがて下方に白い光が見え、グワッと光は増幅し、光...
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25年1月16日
連載・特集
緑地帯 武谷田鶴子 私は被爆者⑤
渡米治療の時のホストファミリーの一人、ジィーンが電話をかけてきた。「タズコ、平和を訴えて。それを本にして出版してちょうだい」と言うと、電話は切れた。2001年...
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25年1月15日
連載・特集
緑地帯 武谷田鶴子 私は被爆者④
アメリカから帰国すると、メディアから電話がかかり、被爆体験を話してくださいと言ってきた。被爆から10年が過ぎ、占領下のプレス・コードで規制されてきた体験談も公...
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25年1月14日
連載・特集
緑地帯 武谷田鶴子 私は被爆者③
私はアメリカで手術を受けることになった。1955年。曲がった腕、甲へ引っ張られた指、焼けた左頰も、きっときれいになるだろう。 ビルディングのそびえ...
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25年1月11日
連載・特集
朝凪(あさなぎ) カンボジアカレーの味
この正月の思い出の味は、ココナツミルクとスパイスたっぷりのカレーだった。つながりがあるカンボジア出身の技能実習生を招くと、袋いっぱいの食材を持参して振る舞って...
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25年1月10日
連載・特集
緑地帯 武谷田鶴子 私は被爆者②
私は軍の仮設病院へ行くことになった。自宅から知人の篤枝さんが付き添ってくれた。トラックで運ばれていると突然、空襲警報が鳴り響いた。車を降ろされ、篤枝さんは兵隊...
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25年1月1日 連載・特集
[ヒロシマドキュメント 被爆80年] 核時代の危機 焦土から警鐘
人類は自らが生み出した最も恐ろしい兵器で破滅しうる―。米軍が1945年に広島と長崎に投下した原爆がもたらした惨状は「核時代」の到来を世界に突き付けた。年が明け...
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[知っとる? ヒロシマ調べ隊] 一瞬で奪われた「命」表現
25年1月13日 社説・コラムQ 原爆の熱線で「人間が蒸発した」って本当? 上空でさく裂した原爆は、強烈な熱線、爆風、放射線を発しました。「広島・長崎の原爆災害」(1979年)では、爆心地の地表面の温度は3千~4千度に達したと推定されています。想像を絶する高熱ですが、専門家によると、人体は有機物のため、強い熱線を浴びても骨や炭化した組織は残り、蒸発して消えるということはないそうです。 焦土と化した広島では、遺骨...
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25年1月8日
社説・コラム
社説 学術会議の改革案 独立性 これで保てるのか
日本学術会議の在り方を議論していた政府の有識者懇談会が最終報告書をまとめた。現行の「国の特別機関」から法人に移行させるという。 会員の首相任命をなくし...
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25年1月4日
社説・コラム
社説 昭和100年の日本 惨禍の教訓 今こそ生かせ
ことしは「昭和100年」に当たる。1926年12月25日、昭和天皇の即位とともに実質62年間余りに及んだ激動の時代が始まった。 まさに山あり谷ありと言...
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25年1月3日 社説・コラム
[歩く 聞く 考える] 論説委員 加納優 元米軍ミサイル基地 沖縄に 身近に核の脅威 想像を
被爆から80年、日本列島は核兵器と無縁だったわけではない。1950~60年代、米国は統治下の沖縄にアジア最多級の核兵器を集め、共産圏ににらみを利かせた。核の力...
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25年1月1日
社説・コラム
社説 被爆80年 核廃絶の流れ 確かなものに
日本被団協へのノーベル平和賞授賞式で、フリードネス・ノーベル賞委員長が世界に訴えかけた言葉が強く印象に残っている。 「安全保障を核兵器に依存するような...
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25年1月1日 社説・コラム
[歩く 聞く 考える] 昭和100年 歌は世につれ 時代映すメロディー これからも 日本大商学部教授 刑部芳則さん
ことしは昭和の始まりから100年の節目にあたる。激動の時代を振り返ると「歌は世につれ」の言葉通り、私たちのそばにはいつも世相を映す歌があった。このところ、テレ...
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25年1月1日
社説・コラム
天風録 『節目の年に』
1年のうちの一日に違いないのに、きょうはやはり心身が引き締まる。新年が始まる節目というだけでない。能登半島を中心とした地域が昨年、大震災に見舞われた。被災者を...
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証言 記憶を受け継ぐ
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ジュニアライター発信
中国新聞ジュニアライターの中高生
『ジュニアライター発』 被爆者と「対話」できるAI装置 受けるべき質問 考える
高齢(こうれい)化が進む被爆者の証言を後世に残すため、広島市は人工知能(AI)を活用した装置(そうち)の製作を進めています。画面上の被爆者に質問すると疑似(ぎじ)対話ができる仕組みです。私たちは先月、中区の原爆資料館であったワークショップに広島の小中高生12人と参加し、AIが受けるべき質問を考えました。 最初に山本定男さん(93)=東区=から被爆体験証言を聞きました。山本さんは広島二中(
記事一覧動画で平和発信
トロント市民へ、平岡敬さんからのメッセージ
被爆79年の8月6日(現地時間)、サーロー節子さんたちがカナダ・トロント市庁舎前広場で開いた集会で放映された平岡敬・元広島市長のメッセージ動画です(撮影・山田尚弘) 記事はこちら...
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