ヒロシマ平和メディアセンターについて
ヒロシマ平和メディアセンター 原点から世界へ
中国新聞社が2008年1月1日に開設した「ヒロシマ平和メディアセンター」は編集局内に置かれ、原爆・平和報道の蓄積や経験を基に、被爆地のメディアとして国内外への情報提供を担う。専用ウェブサイトの運営と朝刊に毎週掲載する「平和」のページの編集、中学生・高校生の中国新聞ジュニアライターたちの活動などを通じて、核兵器廃絶と世界平和に向けた発信を続けている。
ニュース・オピニオン
「ウェブで情報発信」
ヒロシマ平和メディアセンターのウェブサイトは日本語、英語、中国語、フランス語、ロシア語で原爆の被害の実態や、核兵器をめぐる国内外の状況などを伝えている。
中国新聞社の核・平和問題についての社説やコラム、外部の識者の意見なども掲載。さらに「世界のヒバクシャ」「知られざるヒバクシャ 劣化ウラン弾の実態」、被爆70年の原爆報道や核兵器禁止条約をめぐる動きを追った「核なき世界への鍵」など、過去の中国新聞の連載・特集記事も紹介している。
ネットワーク
「広島の研究機関、平和関連施設との連携」
広島市立大学広島平和研究所とともに定期的に核兵器廃絶への道を探る国際シンポジウムを開催しているのをはじめ、広島平和記念資料館(原爆資料館)などの平和関連施設とも手を携え、平和への願いを未来に引き継ぐための活動を行っている。
フォーカス
「平和」のページ
毎週、中国新聞朝刊に原爆・「平和」をテーマにした1ページ特集面を掲載する。核兵器廃絶や世界平和に関する記事を広く掲載。被爆者の証言を伝える「記憶を受け継ぐ」や原爆資料館の収蔵資料に光を当てる「無言の証人」などのシリーズを展開している。
中国新聞ジュニアライターたちが企画し、取材し、そして執筆した原爆や平和についての特集記事も毎月1回、掲載している。
学ぼうヒロシマ
広島県内や山口県内の中学・高校生に原爆被害や核兵器の脅威について知ってもらおうと、2013年から毎年6月、平和学習の教材となる新聞「学ぼうヒロシマ」を生徒の人数分発行し、教育委員会のご理解を得て、無料で学校に配布している。本ウェブサイトからもダウンロードできる。
≪センター紹介≫
ヒロシマ平和メディアセンターは広島市中区土橋町の中国新聞ビル4階の編集局内に編集部を置く。編集部員の取材・執筆、翻訳、ウェブ運営のスタッフの業務、そしてジュニアライターの活動拠点になっている。