広島市立大生作 平和ポスター展 南区
20年9月8日
広島市立大(広島市安佐南区)芸術学部の学生28人が、平和をテーマにポスターを制作した。若者が戦争や原爆について考え、デザインを通して平和の大切さを訴える。うち10枚を仁保公民館(南区)で30日まで展示している。
デザイン工芸学科で視覚造形を学ぶ2~4年生が、B1サイズを1枚ずつ作った。両手で形作ったハトや、被爆死した子どもの足跡などを表現。兵士の姿をかたどったキーホルダーを全体に並べて「ぼくたちは消耗品なんかじゃない」とメッセージを添えた作品もある。
いずれも専用ソフトを使い、写真や貼り絵を組み合わせるなどして工夫し、完成させた。お好み焼きの写真を使ってデザインした4年の平井千晴さん(22)は「戦後に配給物資をやりくりする中で生まれた料理を通して、広島の復興の歩みを知ってもらいたい」と話していた。
(2020年9月7日朝刊掲載)
デザイン工芸学科で視覚造形を学ぶ2~4年生が、B1サイズを1枚ずつ作った。両手で形作ったハトや、被爆死した子どもの足跡などを表現。兵士の姿をかたどったキーホルダーを全体に並べて「ぼくたちは消耗品なんかじゃない」とメッセージを添えた作品もある。
いずれも専用ソフトを使い、写真や貼り絵を組み合わせるなどして工夫し、完成させた。お好み焼きの写真を使ってデザインした4年の平井千晴さん(22)は「戦後に配給物資をやりくりする中で生まれた料理を通して、広島の復興の歩みを知ってもらいたい」と話していた。
(2020年9月7日朝刊掲載)