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核実験に山口の団体が抗議

 米国が昨年11月に臨界前核実験をしていたことが判明したのを受け、山口市の市民団体「被爆二世の会」など山口県内の7団体が20日までに、東京の米国大使館に抗議文を郵送した。

 文書は米政権宛て。22日の核兵器禁止条約の発効を控え、いまだに開発を続ける姿勢に対し「激怒している」と断じ、保有する全ての核兵器の廃棄を求めている。同会の寺中正樹代表は「原爆や劣化ウラン弾による後障害にいまも苦しむ人たちに謝罪すべきだ」と訴えている。

(2021年1月21日朝刊掲載)

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