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ヒストリー

ヒロシマの記録2006 12月

2006/12/3
原爆ドームの世界遺産登録10周年を前に、被爆者の原広司さんが約20年にわたり色紙に書きためたドームの絵の展示会をドーム前で開く
2006/12/4
連合広島や広島県被団協(坪井理事長)など11団体が、原爆ドームの世界遺産登録10周年を記念した催しを相次いで開く
2006/12/4
広島市景観審議会の初会合が中区であり、原爆ドーム周辺の高層建築について、市は、景観政策の在り方を規定する基本計画に、初めて法的裏付けを伴う「高さ制限」を盛り込む方針を示す
2006/12/4
原爆ドームの世界遺産登録10年を記念し、建造から被爆、保存運動の歴史を初公開も含めた資料でたどる企画展「原爆ドームの軌跡」が、中区の市公文書館で始まる
2006/12/5
核兵器廃絶の日まで燃やされ続ける平和記念公園の「平和の灯」を利用した発電試験が始まる
2006/12/6
国連総会本会議が、核兵器全廃への努力を強調、北朝鮮の核実験を非難する日本の核軍縮決議案を賛成167、反対4(米、インド、北朝鮮、パキスタン)、棄権7で採択、正式に成立
2006/12/8
放射線が被爆二世の健康に与える遺伝的影響の有無について調べている放影研が、9月末まで実施した健康診断の受診者が1万1951人に上ったと発表。受診者の平均年齢は48歳で、50歳以上が半数を占める
2006/12/8
在ブラジル原爆被爆者協会副会長の向井昭治さんが、腎不全のためブラジル・サンパウロ市の日伯友好病院で死去
2006/12/11
厚労省が、肝機能障害と原爆放射線の関係について、C型慢性肝炎と被爆の因果関係に否定的な内容の報告書を日本被団協に提示する。被団協側は、報告書に反論する意見書を、原爆症認定審査を行う厚労省の医療分科会に提出する
2006/12/11
放影研の今後20年にわたる将来構想を議論する「上級委員会」が始まる。日米各4人の委員が3日間、今後の研究や組織の在り方について意見を交わす
2006/12/11
中国外務省が、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議が18日から北京で再開されると発表
2006/12/15
改正教育基本法と防衛庁の「省」昇格関連法が参院本会議で可決。「愛国心を強要する」「不戦の誓いをなし崩しにする」と平和団体や教職員組合が原爆ドーム前で抗議の座り込み
2006/12/18
北朝鮮核問題をめぐる六カ国協議が中国・北京の釣魚台迎賓館で1年1カ月ぶりに再開される。朝鮮半島非核化への実質的議論ができないまま22日に休会

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