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ヒストリー

ヒロシマの記録2003 4月

2003/4/1
広島市内で「サダコと20万羽の折り鶴展」が始まる
2003/4/1
「核軍縮を求める二十二人委員会」のメンバーだった元衆院副議長の鯨岡兵輔氏が死去、87歳
2003/4/2
坂口力厚労相が、被爆者援護法に基づく健康管理手当の支給期限を慢性疾患の場合は実質上撤廃する方針
2003/4/2
原爆症認定申請を却下された広島の被爆者11人分の異議申立書や意見陳述申立書を厚労省が紛失したことが判明
2003/4/3
講釈師の久保浩之さんが米ハワイで「原爆講談」の口演
2003/4/7
在日米国大使館が在京の報道機関に、劣化ウラン弾をめぐる報道に「疑問」があるとして、米国務省などの資料を参考にするよう促す文書を送る
2003/4/9
イラクのバグダッドが陥落、フセイン政権が崩壊
2003/4/10
広島市内で、映画監督新藤兼人さん(佐伯区出身)と被爆直後の惨状を撮影した元中国新聞カメラマン松重美人さんが対談
2003/4/11
峠三吉の未発表の詩の自筆原稿が、広島市安芸区の歌人深川宗俊さん方の倉庫で見つかる
2003/4/12
広島市の市民団体「グローバル・ピースメーカーズ・アソシエーション」代表の森滝春子さんたちがインドを訪問。放射線被害を本格調査
2003/4/15
エノラ・ゲイが飛び立ったテニアン島の中高校生たちが広島市中区の舟入高を訪れて交流
2003/4/16
広島市内で、峠三吉の「没後50年文学資料展」始まる
2003/4/17
原爆症認定の集団訴訟の第一陣として、被爆者7人が札幌など3地裁に提訴
2003/4/18
市民団体「ピースデポ」が中心となり、この1年間の日本政府の核廃絶への取り組みを採点した成績表を作成。A―Eの5段階で「D」の低評価
2003/4/19
早稲田大が新設した総合講座「21世紀世界の平和とは」が始まる
2003/4/21
広島市が、制定を目指す「ぽい捨て防止条例」で、平和記念公園周辺での喫煙や落書きなどを禁止し、違反者に罰則を科すよう検討していることが判明
2003/4/21
「日本記者クラブ賞」の2003年度受賞者に中国新聞社の田城明特別編集委員。一貫した反核報道が評価される
2003/4/23
北京で、北朝鮮の核問題などをめぐる米朝中の3カ国協議が始まる。24日、北朝鮮代表が核兵器の保有を明言した、と米政府当局者が明かす
2003/4/24
米エネルギー省が、核兵器の部品で核爆発を引き起こすプルトニウム・ピット(塊)を14年ぶりに製造したと発表
2003/4/25
韓国、米、ブラジルの被爆者団体幹部ら6人が広島市での支援集会に出席し、それぞれの居住地で被爆者援護法に基づく諸手続きや医療給付が実現するよう訴える
2003/4/25
広島市が、02年度に原爆の子の像にささげられた約1万束(推定1000万羽)の折り鶴を中区の旧日本銀行広島支店に集め、公開展示を開始
2003/4/26
広島市内で「原爆症認定を求める集団訴訟を支援する広島県民会議」が発足
2003/4/27
米国防総省が3月、特殊貫通弾(バンカーバスター)用の新型核兵器「強力地中貫通型核」の秘密報告書を議会へ提出したことが判明。研究着手へ
2003/4/30
秋葉広島市長が、ジュネーブでのNPT再検討会議の準備委員会で演説し、05年に核兵器を全面禁止するよう訴える

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