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ヒストリー

ヒロシマの記録2003 6月

2003/6/1
広島市内で、戦火のイラクを取材した豊田直巳さんと清水仁さんの報告会
2003/6/1
広島市内で原爆後障害研究会。長崎大医学部などは、若い被爆者は浴びた放射線が多いほど、遅発性の原爆白内障や早発性の老人性白内障が起こりやすいと発表
2003/6/2
フランスでの主要国首脳会議(エビアン・サミット)が、北朝鮮とイランを名指しし核兵器開発放棄などを求める声明を採択
2003/6/2
水爆の核融合反応を引き起こすプルトニウム・ピットについて、米エネルギー省が年間450個の大規模な生産を検討していることが、同省の計画草案から判明
2003/6/4
トルコの国会に当たる大国民議会のビュレント・アルンチ議長が広島市を訪問し、隣国イラクでの米英軍による空爆を批判
2003/6/4
被爆直後の惨状を撮影した松重カメラマンの手記「涙のファインダー」が出版へ
2003/6/5
東京都内での日本被団協総会で、原爆症認定集団訴訟の拡大と支援を決定
2003/6/5
英文学者で平和問題に幅広く提言してきた広島大名誉教授の松元寛氏が死去、78歳
2003/6/6
有事関連法が成立
2003/6/7
廿日市市での日赤看護学会の分科会で、原爆投下直後に被爆者の看護にあたった竹島直枝さんらが体験談を語る
2003/6/7
スリランカのウィクラマシンハ首相が原爆慰霊碑に花輪をささげる
2003/6/9
広島県医師会が在米被爆者の健康診断で2班の医師団を派遣すると発表
2003/6/10
劣化ウラン弾の使用禁止を訴える世界的なキャンペーン「劣化ウラン弾禁止(NO DU)ヒロシマ・プロジェクト」が広島市内での立ち上げ集会でスタート
2003/6/12
原爆症認定集団訴訟の第3陣。広島、島根県の被爆者27人が広島地裁に提訴。長崎、熊本でも計18人
2003/6/12
「平和記念日」として8月6日の業務を休んでいた広島市が、保育所と家庭ごみ収集の業務を始める方針
2003/6/13
IAEAが、1991年の湾岸戦争時にクウェートで使用された劣化ウラン弾の残がいから現在も微量の放射線が検知され、人体に危険な場合もあるとの調査結果を発表
2003/6/14
日本学術会議平和問題研究連絡委員会が、広島修道大で公開シンポジウム開催
2003/6/14
イラク・バグダッド中心部で、イラク戦争で米軍が使用した劣化ウラン弾とみられる金属片から、最高で非汚染地域の約100倍の放射線(ガンマ線)が検出されたことが、藤田祐幸慶応大助教授の現地調査で判明
2003/6/14
広島市などが市内で、平和活動の担い手をはぐくむ連続講座「ヒロシマ・ピースフォーラム」を開講
2003/6/15
広島市内で、米英軍による空爆の違法性を市民レベルで裁く「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷」の広島公聴会開催
2003/6/15
広島市内でマルセル・ジュノー博士をしのぶ記念祭
2003/6/16
広島市が、北朝鮮の金正日国防委員長(総書記)に、8月6日の市の平和記念式典に参列するよう依頼文を発送
2003/6/19
広島平和文化センターが、米国立公文書館カレッジパーク分館から広島原爆の記録写真226枚を入手したと発表
2003/6/20
広島県内全市町村を走り継ぐ「反核平和の火リレー」が原爆慰霊碑前を出発
2003/6/21
45年末までの原爆死没者数を確定する広島市の第7期動態調査が事実上空回りし、市は報告書の作成を先送りする方針
2003/6/23
沖縄の慰霊の日。広島市の原爆ドーム前で雨の中をキャンドルサービス
2003/6/24
米国の大学で日本の歴史を教える研究者でつくる日本研究学会のワークショップ「ヒロシマ・ナガサキの再検討」が広島市内で始まる
2003/6/24
広島大原医研が、被爆についての新聞記事や写真、書籍などのデータベース化着手を表明
2003/6/26
イラク訪問中の広島市民らの調査団がバグダッド市内で、土壌採取など劣化ウラン弾の被害調査に本格着手
2003/6/27
「被爆者が描いた原爆の絵を街角に返す会」の2号碑が、広島市安佐南区の広陵高の校庭に完成
2003/6/30
広島市で、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会のワークショップが開幕。「現地査察」をテーマに議論

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