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ヒストリー

ヒロシマの記録2003 12月

2003/12/1
イラクで日本人外交官2人が殺された事件を受け、2日に広島市内で予定されていた竹内行夫外務事務次官と被爆者7団体の懇談会が延期に
2003/12/1
104歳の在韓被爆者、金在順さんが広島市役所を訪れ、被爆者健康手帳の交付を申請。異例の高齢申請
2003/12/3
エノラ・ゲイの展示に抗議するため訪米する被爆者たち3人が、広島市役所で会見。被爆者で通訳の小倉桂子さんは、訪米を激しく責める英文の電子メールが相次ぎ届いていることを明かす
2003/12/5
広島市の原爆ドームが世界遺産に登録されて7日で7周年を迎えるのを前に、ドーム前で記念式典
2003/12/6
広島市立大で、映像による被爆体験の継承について考えるシンポジウム開催。新藤監督が基調講演
2003/12/8
真珠湾攻撃から62年、被爆地広島で若者たちが「平和の鐘」を鳴らす。自衛隊のイラク派遣に反対する「不戦の誓い」集会も
2003/12/8
第五福竜丸、久保山無線長の遺体の組織の一部が米国に渡り、病理標本となったことが、米エネルギー省の内部文書で判明
2003/12/9
政府が自衛隊のイラク派遣の基本計画を閣議決定
2003/12/9
北朝鮮の核開発問題をめぐる6カ国協議の年内開催が見送りの方向に
2003/12/10
エノラ・ゲイの展示に抗議するため訪米する小倉さんの元に、嫌がらせの中傷メールを上回る激励メールが届く
2003/12/11
芸術家の故岡本太郎さんが人類と核をモチーフにメキシコで描いた壁画が35年ぶりに見つかり、関係者が被爆地広島での展示を希望
2003/12/11
自衛隊の派遣予定地であるイラク・サマワなどで、高いレベルの放射線を民間の研究機関などが確認
2003/12/13
原爆症認定の集団訴訟の原告の一人である東京都の森川靖夫さんに、厚労省は却下処分を取り消し、原爆症と認定していたことが判明。原告の中で初めて
2003/12/15
米スミソニアン航空宇宙博物館新館で、完全復元されたエノラ・ゲイの一般公開が始まる。原爆被害の説明はなく、被爆者たちが抗議
2003/12/17
米国の被爆者たち2人が、居住地から被爆者援護法に基づく手当などが申請できるよう求めて広島地裁に提訴
2003/12/17
米紙ワシントン・ポストが、エノラ・ゲイ展示に抗議する被爆者の思いを報道
2003/12/18
イランが、核査察強化に向けたIAEAの追加議定書に調印
2003/12/18
石破茂防衛庁長官が自衛隊のイラク派遣実施要項を決定。26日、航空自衛隊先遣隊の第1陣がクウェートなどに向け出発
2003/12/19
リビアがすべての大量破壊兵器の廃棄を決定したと発表
2003/12/19
広島市議会が自衛隊派遣に慎重を期すよう求める意見書を可決
2003/12/20
2004年度政府予算の財務省原案で、在外被爆者支援事業費がほぼ満額の7億9700万円。居住国での医療費を全額助成する新制度が盛り込まれる
2003/12/20
広島市内で石田明さんを偲ぶ会
2003/12/22
広島国際文化財団が04年から、被爆者や若者を核保有国や紛争地域へと派遣する「広島世界平和ミッション」を始めると発表
2003/12/22
関西学院大が04年4月から「広島・長崎講座」を開設すると発表
2003/12/24
在日本朝鮮人被爆者連絡協議会の李実根会長が、北朝鮮の被爆者から窮状を訴える手紙が届いたと発表
2003/12/27
米紙ワシントン・ポストが社説で、エノラ・ゲイの展示説明に広島の死者数などを加えるよう主張
2003/12/27
IAEAがリビアで、過去の核兵器開発計画などの査察に着手

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