×

ヒストリー

ヒロシマの記録2002 12月

2002/12/2
原爆資料館で初の全面的な外壁改修工事が始まる
2002/12/2
北朝鮮がIAEAに、一切の核兵器開発計画の放棄を要求したIAEA決議は受け入れられないと通告
2002/12/5
韓国への帰国を理由に健康管理手当の支給が打ち切られたのは違法として韓国の郭貴勲さんが支給を求めた訴訟の控訴審で、大阪高裁が国などの控訴を棄却
2002/12/5
原爆症の認定を求める全国の被爆者の7月集団申請で、6人が認定され、25人が却下されたことが日本被団協のまとめで判明
2002/12/6
郭貴勲さんの訴訟で、日本被団協が厚労省に上告断念を求める要望書を提出。超党派の国会議員でつくる「在外被爆者に援護法適用を目指す議員懇談会」も世話人会で、国の上告断念を求めることを申し合わせ
2002/12/6
全国の被爆者77人が原爆症の認定を求めて自治体窓口に一斉申請。広島県内では6人。集団申請は7、9月に続く第3弾
2002/12/7
広島県被団協(藤川理事長)や連合広島などが原爆ドームの世界遺産登録6周年記念行事を開催
2002/12/7
イラクが国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)などに大量破壊兵器開発計画に関する申告書を提出
2002/12/9
郭貴勲さんの控訴審判決で、国とともに敗訴した大阪府の太田房江知事が「(判決の)『被爆者はどこにいても被爆者』というのは名言」と述べ、上告しない方向で国と協議する意向を示す
2002/12/9
広島市で、有事関連法案と米国のイラク攻撃に反対する「有事法制を廃案に!広島県民集会」開催
2002/12/10
米ホワイトハウスが、文書「大量破壊兵器と戦う国家戦略」を発表。大量破壊兵器を開発・保有する敵対国家の攻撃から米国や同盟国を守るために核兵器の使用を辞さずとあらためて強調
2002/12/12
北朝鮮外務省が、米朝枠組み合意に基づく重油の提供中止に対する談話を発表し、核施設の稼働と建設の即時再開を言明
2002/12/12
イランに秘密の核施設が2カ所あることを米政府が衛星写真で確認した、と米CNNテレビが報道
2002/12/13
爆心直下のまちを三次元CGで再現したハイビジョン作品「爆心地猿楽町復元・ヒロシマの記憶」が完成、広島市で試写会
2002/12/15
広島市安佐南区の上安・相田地区の住民が、原爆投下直後に降った「黒い雨」の指定地域拡大を求め「黒い雨の会」を結成
2002/12/15
「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の3人が、イラクへの「市民平和使節団」の一員として広島を出発
2002/12/16
原爆で溶けて残ったとみられる原爆ドームの屋根の銅片の一部を、残留放射線量測定のため研究者グループが切り取る
2002/12/16
テロ対策特別措置法に基づく対米支援活動のため、海上自衛隊のイージス艦「きりしま」が横須賀基地からインド洋に向けて出港
2002/12/16
日米開戦前の米ワシントンから日本への暗号電文に「マリコ」の名前が登場することで知られるマリコ・テラサキ・ミラーさんが原爆資料館を見学
2002/12/18
坂口厚労相が、郭貴勲さんの訴訟の大阪高裁判決について上告断念を発表
2002/12/19
パウエル米国務長官が会見で、イラクが国連に提出した大量破壊兵器開発計画に関する申告書に「重大な違反」があると発表
2002/12/20
03年度政府予算の財務省原案で、在外被爆者対策費として本年度の約3倍の15億7300万円を計上
2002/12/24
IAEAが、北朝鮮が主要4核施設の封印撤去を完了したと正式発表
2002/12/27
北朝鮮が、IAEA査察官を追放し、プルトニウム抽出施設とみられる放射化学研究所の再稼働を決定
2002/12/29
北朝鮮がNPTからの脱退を示唆

年別アーカイブ