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ヒストリー

ヒロシマの記録2001 2月


2001/2/1
広島市が2001年度から、海外の主要大学での「広島・長崎講座」設置プロジェクト推進へ。若者に被爆体験を伝える場を作り、広島、長崎の体験を学問的に理論構築する取り組みを促す
2001/2/6
ガラス大手HOYA(本社東京)の米国法人が、米エネルギー省の核研究施設「国立点火施設(NIF)」に、心臓部に使うレーザー光線増幅用の特殊ガラスを納入していることが判明。広島などから反発の声
2001/2/8
HOYAの米国法人が米エネルギー省のNIFに特殊ガラスを納入している問題で、広島県原水禁、県原水協、県被団協(金子理事長)がそれぞれ、HOYA側に抗議文
2001/2/9
核兵器をめぐる動きをニュース映像などでたどったドキュメント映画「核のない21世紀を ヒロシマからのメッセージ」が完成
2001/2/9
HOYAの米国法人が米エネルギー省のNIFに特殊ガラスを納入していた問題で、HOYA本社が、この製品の出荷を当面、見合わせることを明かす
2001/2/9
秋葉忠利広島市長が、HOYAと現地法人の各社長、ブッシュ米大統領に抗議文を送る
2001/2/9
オーストラリア・ニューカッスル大の歴史学者ウェイン・レイノルズ氏が、同国が20年余り、核爆弾と長距離爆撃機の開発を続けていたと暴露する「オーストラリアの核開発の企て」を出版
2001/2/9
ブッシュ米大統領が、戦略核戦力の一方的な大幅削減を含む包括的な軍備見直しを指示。米本土ミサイル防衛(NMD)構想推進を含む新軍事戦略策定へ
2001/2/13
広島市が2001年度当初予算案に、被爆体験の世界化を推進する新たな平和事業を盛り込む。秋葉市長が核保有国を訪問する「アクション21」や、露で初の原爆展開催など核保有国への働き掛けを強化
2001/2/15
全国被爆教職員の会が、検定中の中学校教科書で「核兵器を持つことで平和がもたらされる、という核抑止論が肯定的に記述されると一部報道にある」としてヒロシマ・ナガサキの正しい記述をするよう文部科学省に要請
2001/2/19
被爆者の原爆症認定の申請に対し、厚生労働省が2000年7月から、審査結果を通知していないことが判明。同省は「省庁再編が原因」
2001/2/22
キリバスのテブロロ・シト大統領が広島市の原爆資料館を見学
2001/2/22
パキスタン海軍のタヒル参謀次長が、同海軍潜水艦に核弾頭搭載ミサイルの配備を計画と明かす
2001/2/24
山口市の劇団「はぐるま座」が、被爆体験を基に構成した一人芝居など新作2本を山口、広島、福岡県で巡演
2001/2/28
「第五福竜丸」の被ばく47周年を前に、「3・1ビキニデー日本原水協全国集会」が静岡市で開催

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