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ヒストリー

ヒロシマの記録2001 3月


2001/3/1
ビキニ被災47周年。静岡県焼津市で日本宗教者平和会議などが平和行進。静岡市での日本原水協などの「3・1ビキニデー集会」に約1500人。原水禁国民会議は400人規模の全国集会
2001/3/1
広島県原水協などが広島市でビキニデー広島集会
2001/3/2
弾道ミサイル拡散防止の方策を話し合うアジアで初の国際会議が東京都内で開かれ、日本、中国、韓国など13カ国政府の軍縮・不拡散問題担当者らが出席
2001/3/7
「原爆の子の像」のモデル、佐々木禎子さんの母校、広島市立幟町中の生徒たちが、禎子さんをテーマにした漫画を制作
2001/3/8
原爆投下は国際法違反と鑑定した京都大名誉教授の田畑茂二郎氏が死去。89歳
2001/3/9
政府が、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に住む被爆者の実態調査のため、外務、厚生労働両省と、被爆者医療に携わる医師で構成する初の代表団を13日から5日間、北朝鮮に派遣すると発表
2001/3/10
原爆小説「夏の花」で知られる広島市出身の作家、原民喜の没後50周年シンポジウムが、原爆資料館で開かれる。「広島花幻忌の会」主催。旧日本銀行広島支店では回顧展
2001/3/13
国連環境計画(UNEP)が、劣化ウラン弾の放射線が環境や人体に与えるリスクは小さいとする最終報告書を発表。長期的汚染は警告
2001/3/15
市民グループ「プルトニウム・アクション・ヒロシマ」が「非核と先住民族の独立をめざして 太平洋の女性たちの証言」を出版
2001/3/16
原爆で壊滅した爆心直下の中島地区をテーマにした企画展「一瞬に消え去った爆心の町」が、原爆資料館東館で始まる
2001/3/17
東ティモール独立運動の指導者でノーベル平和賞を受賞したラモス・ホルタ氏が、広島市の原爆資料館を見学
2001/3/17
北朝鮮の被爆者実態調査のため訪朝した日本政府調査代表団の調査で、北朝鮮の被爆者団体による2000年末の調査で1353人の被爆者を確認、うち928人が生存
2001/3/20
広島県の原水禁、原水協、2つの県被団協の役員や市民運動家たちが、核兵器廃絶に向け結集する「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」が発足
2001/3/21
原爆の放射線量推定システム「DS86」の問題点を論議する初の「日米合同線量実務研究者会議」が、広島国際会議場で始まる。新計算システムを1年以内に完成させることを決めた
2001/3/25
ヒロシマを語る会の14人が出席して最後の定期例会。17年の活動に幕
2001/3/26
連続シンポジウム「ヒロシマを語る」の8回目「記憶、証言、未来 アジア・日本・ヒロシマ」が広島市で開催
2001/3/26
広島、長崎両市に建設中の国立原爆死没者追悼平和祈念館に収めるため、厚生労働省が、原爆で亡くなった人の遺影と名前の収集、登録の受け付けを開始
2001/3/26
広島市の史跡原爆ドーム保存技術指導委員会が広島市で初会合。初の地盤調査実施へ
2001/3/30
スウェーデンが東西冷戦下で中立政策を守るためひそかに核兵器開発を計画、1950年から70年まで核能力を保持していたとの報告書を、同国の原子力監督庁の委託を受けた研究者がまとめる
2001/3/30
ブッシュ米大統領が、米と露の相互核抑止戦略の見直しを国務省、国防総省に命じる

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