×

ヒストリー

ヒロシマの記録2001 11月


2001/11/2
ピースウォークヒロシマ実行委が、広島市中心部で米へのテロと報復攻撃に反対しデモ行進
2001/11/3
広島市がミレニアム記念事業の一環に公募した「広島の歌」で、千田小3年森光七彩さんが作詞作曲した「アオギリのうた」が、最優秀賞に選ばれる
2001/11/5
国連総会第1委員会(軍縮)が、日本政府提案の核廃絶決議案を賛成多数で採択。米、印が反対。米が反対したのは初めて。広島の被爆者らは「身勝手すぎる」と反発
2001/11/8
在外被爆者に関する検討会の4回目の会合で、援護法改正や支援策などについて議論。渡日治療充実も提案
2001/11/9
米オハイオ州のボーリング・グリーン州立大で、原爆展が始まる。客員研究員として同大に在籍している広島女学院大の篠原収助教授が橋渡し。原爆資料館と広島平和教育研究所が資料提供で協力
2001/11/10
「夏の花」で知られる原民喜の生誕96年記念碑前祭が原爆ドーム横の詩碑前などで開かれる。広島花幻忌の会主催
2001/11/11
米中枢同時テロから2カ月となったこの日を、世界平和記念日(グローバルピースデー)として、犠牲者のめい福と平和を願う集いが原爆ドーム対岸の元安川親水護岸で開かれる
2001/11/11
CTBTの第2回発効促進会議が、米ニューヨークの国連本部で3日間の日程で始まる。米が会議をボイコットし、2003年度発効が極めて困難に
2001/11/13
ブッシュ米大統領が、プーチン露大統領とホワイトハウスで会談。米が保有する7000個近くの戦略核を今後10年間で3分の1以下の1700―2200個まで一方的に削減する方針を表明。プーチン露大統領も核戦力を3分の1に削減することで原則合意。ABM制限条約の改廃は継続協議
2001/11/14
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会が、CTBT発効促進会議欠席への抗議文をブッシュ米大統領に送る
2001/11/15
ブルガリア国民議会のオグニャン・ゲルジコフ議長が原爆資料館を見学
2001/11/17
自衛隊派遣の基本計画閣議決定を受け、広島県原水協など9団体でつくる「テロ糾弾、報復戦争反対、自衛隊の海外派兵を許すな広島共同センター」が呉市内で抗議集会とデモ
2001/11/18
朝鮮半島の南北統一と日朝友好について、討論会や劇を通して考える「ウリ(われわれの)民族フォーラム2001inヒロシマ」が広島国際会議場で開かれる
2001/11/21
放影研が、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など被爆者の心理面での研究に乗り出すと、広島地元連絡協議会で表明
2001/11/24
中国地方の高校演劇部による発表会が福山市であり、「原爆平和」を活動テーマに掲げる舟入高は「サン」という題で核実験がもたらした悲劇を熱演
2001/11/25
対米支援のため海上自衛隊呉基地から補給艦とわだがインド洋に出港
2001/11/26
原爆死没者追悼平和祈念館の展示説明文見直し問題で、日本被団協は当初、説明文に盛り込まれるはずだった「国策の誤りが戦争につながった」との一節を残す方針で一致
2001/11/27
原爆資料館が12月から、被爆者や市民が戦後、核兵器廃絶などを求めて取り組んできた活動に関する資料などを調査研究し、データベース化する作業をスタート
2001/11/28
「長崎・ヒバクシャ医療国際協力会」が、ヒバクシャ医療に貢献した医学者らをたたえる「永井隆平和記念・長崎賞」に、広島原爆被爆者援護事業団の鎌田七男理事長
2001/11/28
日本被団協が、原爆症認定申請を却下された被爆者を募り、国に却下処分取り消しを求める集団訴訟を広島、東京地裁に起こす準備へ
2001/11/28
国際原子力機関が原発保有国に対し、原発上空の飛行禁止を事実上義務化する方向で検討
2001/11/30
放影研の国際審査委員会が、被爆二世調査の対象者を増やすことを評価、検査項目を減らすことなどを勧告

年別アーカイブ