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ヒストリー

ヒロシマの記録1999 3月


1999/3/1
ビキニ被災45周年。静岡県焼津市で故久保山愛吉さんの墓前祭。参列者約2000人がデモ行進の後、日本原水協系の3・1ビキニデー集会に参加。原水禁国民会議は静岡市で400人規模のビキニデー集会を開き、核廃絶アピールを採択。広島県原水協が広島市で開いた広島集会には90人が参加
1999/3/1
原爆投下を描いた故ジョン・ハーシーのノンフィクション作品「ヒロシマ」が、20世紀のジャーナリズム活動ベスト100(ニューヨーク大ジャーナリズム学部主催)の第1位に選ばれる
1999/3/10
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の「広島検討会議」が開かれ、被爆者7団体が計画の大筋を了承
1999/3/15
高知県の非核港湾条例案を県議会が継続審議とし、事実上廃案に。広島市議会も「核兵器搭載艦船の広島港入港拒否に関する決議」の請願を継続審議に
1999/3/16
広島市の原爆資料館が、収蔵する被爆資料1万2000点を写真データベース化。国内外に発信へ
1999/3/16
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の地下核施設疑惑をめぐる米と北朝鮮の高官協議で、北朝鮮が複数回の施設立ち入りを容認する見返りに、米が60万トンの食糧支援をすることで最終合意
1999/3/18
広島市の原爆資料館で、入館者が感想を書き込む「対話ノート」紛失
1999/3/19
広島と長崎の市民団体による北朝鮮で初めての「原爆展」開催が決定
1999/3/20
山口県原爆被爆者福祉会館「ゆだ苑」設立30周年
1999/3/21
中国新聞社が中国5県の知事と広島、呉、岩国、下関の各市長を対象に実施した非核港湾条例に関するアンケートで、大半が条例制定に消極的であることが判明
1999/3/23
長崎の大学生たちが広島市を訪れ、長崎市の神社に残る「被爆クス」の苗木を原爆資料館に寄贈
1999/3/24
広島市立大が、広島平和研究所所長を辞任した明石康氏の後任を選ぶため、候補者推薦委員会を設置
1999/3/25
第二次大戦中、朝鮮半島から広島市の三菱重工業に強制連行され、被爆した韓国人の元徴用工46人(提訴後5人死亡)が、日本国と同社などに慰謝料など総額約5億円の支払いを求めた訴訟で、広島地裁が請求を棄却
1999/3/29
広島市の原爆資料館が1955年の開館以来、初めて編さんした図録「ヒロシマを世界に」完成
1999/3/30
中国電力が1999年度供給計画を発表。上関原発1号機(山口県熊毛郡上関町)の運転開始目標を3年間延期し、2010年度にする方針を明かす
1999/3/30
井伏鱒二の長編小説「黒い雨」の素材となった「重松日記」の続編が、著者の故重松静馬さんの広島県神石郡三和町の自宅で見つかる

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