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ヒストリー

ヒロシマの記録1997 1月


1997/1/8
朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、ニューヨークで北朝鮮への軽水炉提供事業議定書に調印
1997/1/12
鎌田定夫・元長崎総合科学大教授が、核廃絶や環境などを研究する「長崎平和研究所」を設立
1997/1/13
日本へ返還される高レベル放射性核廃棄物の輸送船が、仏北西部のシェルブール港を出港
1997/1/13
台湾電力が、北朝鮮と今後2年かけて低レベル核廃棄物を北朝鮮に運び、貯蔵する契約に調印
1997/1/13
高須司登中国電力社長が、島根原発(島根県八束郡鹿島町)に国内最大級の出力の原子炉増設の意向示す
1997/1/17
米政府当局者が、ロシアが第2次戦略兵器削減条約(START2)を批准しなければ、第3次戦略兵器削減条約交渉に入ることはないと言明
1997/1/18
国際原子力機関(IAEA)が、非核兵器国がひそかに進める核兵器開発計画を確実に探知するため検討している核査察強化案の内容判明
1997/1/22
「原爆ドーム・厳島神社世界遺産登録記念展」が、広島市内で開幕
1997/1/22
日本画家丸木位里・俊夫妻の描いた「原爆の図」が、春から始まる欧州ヒロシマ展への出品決まる
1997/1/24
中国電力の上関原発(山口県熊毛郡上関町)建設予定地周辺の8漁協のうち、上関、四代の両漁協が原発建設に合意
1997/1/24
広島市内に残る被爆建物「広島陸軍糧秣支廠(りょうまつししょう)倉庫」の解体作業が始まる。壁面の一部はモニュメントに
1997/1/24
広島県被団協(伊藤サカエ理事長)が、県のまとめた「原爆被爆者対策事業概要」の被爆死の要因記述の訂正を申し入れ
1997/1/25
橋本龍太郎首相が、金泳三韓国大統領と会談。台湾の核廃棄物の北朝鮮への移送に深い憂慮を示し、共同阻止を表明
1997/1/26
山口県原爆被爆者福祉会館「ゆだ苑」が、柳井市などで被爆者の休日巡回検診始める
1997/1/27
広島市原爆被害対策部が、市原爆被害者の会(瀬戸高行会長)が市原爆被爆者援護行政史の記述について「放射線影響の過少評価につながる」と訂正を求めていた問題で、原爆による死亡要因の補足説明文を付けることを回答
1997/1/30
96年4月1日にオープンした長崎原爆資料館の入館者数が、100万人に達する
1997/1/31
広島市が、平和記念公園内にある市レストハウス建て替え計画で、地下室の全面保存と地上部の外壁の一部を活用する基本構想まとめる
1997/1/31
平岡敬広島市長が、全国世界遺産都市会議のレセプションで、「すばらしい人類の歴史の中で、原爆ドームは影の部分。遺産として認められたことは人類の進歩と思っている」とあいさつ
1997/1/31
被爆者援護法に基づく特別葬祭給付金の2回目の償還金支払いが始まる

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