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ヒストリー

ヒロシマの記録1997 5月


1997/5/6
広島・長崎を目指す「97年国民平和大行進」(日本原水協など主催)が、東京・夢の島の都立第五福竜丸展示館前を出発
1997/5/6
動燃が北海道幌延町に計画している高レベル放射性廃棄物貯蔵・研究施設をめぐり、町が誘致推進議員団体に補助金を交付したのは違法として、住民が提訴した控訴審判決で、札幌高裁は住民側全面敗訴の一審判決を支持、控訴を棄却
1997/5/9
戦時中に強制連行され、広島刑務所で被爆した中国在住の臧允伝さんが52年ぶりに広島市を訪れ、被爆者健康手帳の交付を申請
1997/5/10
中国人強制連行について考える国際シンポジウム広島集会(実行委員長・宮崎安男広島県原水禁代表委員)が、中国人被爆者を交え開幕
1997/5/10
韓国大邱市の韓国原爆被害者協会慶北支部(李碩図支部長)のメンバー23人が、被爆者健康手帳交付申請や治療のため広島市入り
1997/5/13
戦時中に中国から広島県山県郡に強制連行されて被爆した「安野強制連行・広島被爆受難者連誼会」の呂学文会長ら2人が、広島市内で当時の雇用主の西松建設に損害賠償などを求めて交渉。会社側は「賠償問題は日中共同声明などで解決済み」と要求を拒否
1997/5/14
米の核兵器用プルトニウムを生産してきたハンフォードの工場跡で爆発事故。米政府当局者は放射性物質の拡散、汚染、けが人はないと発表
1997/5/15
放射線被曝者医療国際協力推進協議会(放医協)の新会長に、広島大原爆放射能医学研究所の鎌田七男所長が就任
1997/5/16
北海道から九州まで聖火リレーする「ピースラン’97」が広島市の平和記念公園に到着
1997/5/20
韓国政府が、欧州連合(EU)が朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)と15日、加盟協定に仮調印したと発表。EUは今後5年間、KEDOに約20億4000万円を拠出し、理事国として参加
1997/5/20
日本原燃が、仏から返還された高レベル放射性廃棄物ガラス固化体40本のうち20本の収納作業を青森県六ケ所村の核燃料サイクル基地で開始
1997/5/20
「ヒロシマ展 平和へのメッセージ」が、スペイン・バルセロナ市で開幕
1997/5/21
ブラジル在住の被爆者3人が、広島県医師会(福原照明会長)の招きで帰国し、広島赤十字・原爆病院に入院
1997/5/22
中国電力の上関原発建設予定地周辺に漁業権を持つ光市の光漁協(浜本朝秋組合長)が建設計画に合意する方針を決定していたことが判明
1997/5/22
平岡敬広島市長が、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部を訪ね、99年夏から4年ごとに平和音楽祭を広島で共催することで合意
1997/5/24
山口県熊毛郡上関町の隣町、平生町で初の反原発グループ「上関原発建設に反対する平生町民の会」が発足
1997/5/27
北大西洋条約機構(NATO)とロシアが「安全保障に関する基本文書」に調印
1997/5/27
原子力委員会の放射性同位元素(RI)・研究所等廃棄物分科会(主査・石榑顕吉東大教授)が、国内医療機関などで使われるRI廃棄物が今後50年で200リットルドラム缶約17万本になるとの試算をまとめる
1997/5/30
日本や欧州など8カ国の原子力規制当局のトップが、原子力施設の安全政策の在り方などを話し合う国際原子力規制者会議を設立
1997/5/30
中国電力島根原発(八束郡鹿島町)が、低レベル放射性廃棄物の一部を青森県六ケ所村の低レベル放射性廃棄物埋設センターに向けて輸送
1997/5/30
米エネルギー省が、臨界前核実験を行うネバダ核実験場施設を報道陣に初公開
1997/5/31
米ニューヨーク・タイムズ紙が、米が「地下ごう破壊型」の新核弾頭B61を配備したと報道

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