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ヒストリー

ヒロシマの記録1997 10月


1997/10/1
98年度中に広島市の平和記念公園に建設予定だった国の原爆死没者追悼平和祈念館の完成が、1年以上ずれ込むことが判明。建設理念などで調整難航
1997/10/1
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の被爆者らでつくる「反核平和のための朝鮮被爆者協会」(朱成雲会長)の代表団5人が、広島市を訪問。被爆者交流をし、北朝鮮の被爆者調査結果などを説明 1997/10/3
姉妹都市提携を結んだ韓国・大邱市への広島市訪問団が、現地入りし、贈呈した「平和の鐘」を平岡敬市長らが除幕
1997/10/3
「第五福竜丸エンジンを東京・夢の島へ都民運動」が、ビキニ水爆実験で被ばくしたマグロ漁船のエンジンと船体を再会させよう、と結成集会
1997/10/4
広島市在住の被爆者松原美代子さんが、欧米3カ国を自費で証言して回る語り部の旅を始める
1997/10/7
秋篠宮ご夫妻が、全国都市緑化祭出席のため広島市入りし、原爆資料館を見学
1997/10/7
広島市の平和記念公園が、長野冬季五輪の国内聖火リレーの経由地に選ばれる
1997/10/14
動燃が、東海事業所の火災・爆発事故やウラン廃棄物のずさんな管理問題などで役職員ら21人の懲戒処分を発表
1997/10/15
米航空宇宙局が、プルトニウムを電力源とした土星探査機「カッシーニ」をフロリダ州の空軍基地から打ち上げ
1997/10/22
広島市は、国が平和記念公園内に建設する原爆死没者追悼平和祈念館に収める被爆体験記などのデータベース化作業を本格開始
1997/10/22
ロシアのトルード紙が、旧ソ連が冷戦時代の71年に首都モスクワから350キロの村で、地下資源探査などの目的で地下核爆発を行っていた―と報道。ロシア原子力省のカウロフ報道官も、国内での105回にわたる「平和利用」の核爆発実施も明かす
1997/10/28
広島商工会議所が、広島市都心部の再開発ビジョン「ネオひろしま構想実現化プロジェクト」を発表。被爆建物の旧日銀広島支店旧館の解体もにらんだ、支店跡地への超高層ビル建設などを提言
1997/10/28
中国電力が、島根原発3号機増設計画の詳細設計に向け、建設予定地前面海域での調査に着手
1997/10/29
85年の調印以来、凍結状態だった米中原子力平和協力協定が、米中両首脳の合意で履行へ。米国は中国の核技術拡散防止、イラン核封じ、原発市場への参入―の3つの戦略目標を同時達成
1997/10/31
在ブラジル原爆被爆者協会の森田隆理事長が、広島市で会見し、南米在住の被爆者の現状を紹介。在外被爆者への健康管理手当支給など被爆者援護法改善をあらためて求める

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