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ヒストリー

ヒロシマの記録1963 11月


1963/11/2
日本原子力研究所の菊池正士理事長が科学技術庁を訪ね「労使問題が解決しないため4日からすべての原子炉の運転を中止する」と報告
1963/11/6
被爆死した朝鮮王朝の李E%公の夫人、李賛珠さんが夫の陸軍士官学校の同期生らの招きで来日し広島へ。李E%公は当時、広島の第2総軍参謀中佐。陸士45期生の同期生元朝香宮、朝香孚彦氏らが招待
1963/11/9
広島・ホノルル姉妹都市縁組5年を記念してホノルル市長のニール・ブレイズデル夫妻ら12人が広島訪問。ブ市長に広島市特別名誉市民章を贈る
1963/11/9
NHK教育テレビで、原爆孤児とともに歩み続ける中野清一、千歳夫妻の人間像を描いた「原爆の子らとともに」が全国放送
1963/11/10
広島市の平和記念館で第5回原子爆弾後障害研究会(渡辺漸会長)。約100人が参加。京大放射能基礎医学教室の菅原努教授が「原爆被爆者と染色体異常」、広島大原医研内科の鎌田七男助手が「原爆被爆者の骨髄細胞染色体」を研究発表。染色体レベルの研究始まる。このほか広島大産婦人科教室田淵昭教授が「胎内被爆による障害について」特別講演。「胎内被爆児528人と非被爆児505人の比較調査の結果、有意の差はなかった。しかし、妊娠3カ月未満で近距離被爆の8人については身長、体重、胸囲とも発育が劣っていた」と発表
1963/11/12
米スタンフォード大医学部教授のリチャード・ビクター博士を団長とする米医学視察団5人が広島原爆病院を訪問
1963/11/13
米テキサス州サンアントニオのメジナ空軍基地で爆発事故。爆発は核兵器部品の組立工場で発生。基地側は「放射能汚染の心配はない」と発表
1963/11/19
国連第1委員会が、ブラジルなど11カ国提案の中南米非核武装地帯設置決議案を賛成多数で可決 1963/11/20
日本原子力研究所の動力試験炉の運転を再開。22日ぶり。16日に労使交渉妥結
1963/11/27
広島市の美容師沖従子さんが広島原爆病院で理容奉仕。今年で5回目
1963/11/--
広島「折鶴の会」に米ソから贈り物。米オークランド市の折鶴の会から活動状況を伝える写真集、ソ連レベディン市の子どもたちから花瓶やししゅう

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