ヒロシマの記録１９５４ １２月
70年1月1日
1954/12/4
国連総会が原子力平和利用計画に関する７カ国共同決議案を満場一致で可決。国際原子力機関（ＩＡＥＡ）設置へ
1954/12/5
原水爆禁止署名運動全国協議会が５日現在の署名全国集計１，９０２万４，２４２人と発表
1954/12/9
東ドイツ・ケーニッヒスタイン市の郵便従業員一同から浜井広島市長に連帯のメッセージ。共産圏から初の反響。１０、１１日にはソ連スターリングラード、モスクワ市長からも手紙
1954/12/11
広島市で第２回西日本学生平和会議。名古屋以西の大学３０校から３００人参加。１３日まで
1954/12/14
原水爆禁止署名数が全国で計２，００８万４，２３２人に
1954/12/15
「平和と学問を守る大学人の会」（会長、今中次麿広島大教授）が研究論文集「原爆と広島」出版。久保良敏氏「原水爆への態度」、中野清一氏「原爆影響の社会学的調査」、森滝市郎氏「原爆孤児」
1954/12/16
米の平和主義者ブライアント女史が広島市を訪問。シュモー住宅に協力、第五福竜丸事件では米全土で原水爆禁止の署名運動をし１万２，０００人の署名集める
1954/12/25
渡辺漸広島大医学部教授がパリで開かれた国際血液学会などから帰る。「放射能による日本の再生不良性貧血」講演。「広島の白血病、障害児、がんなどについて多くの質問があった」
1954/12/26
広島で原爆孤児の１日里親の会。孤児８５人を招待
1954/12/--
中国新聞が１９５４年の平和運動を総括。「浮き上がった国際会議、市民の協力失う」と批判。一方、市民運動は定着と証言
1954/12/--
岡山県内の２人の原爆症患者が広島赤十字病院へ入院へ
