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お好み焼きに戦後復興学ぶ 広島市西区

 ユース非核交流プログラムの参加者10人は12日、広島市西区のオタフクソース「WoodEgg(ウッドエッグ)お好み焼館」で、広島風お好み焼き作りを体験した。

 戦後にあり合わせの鉄板や小麦粉を使って作った料理が原型になったことを同社社員から聞いた後、調理に挑戦。慣れない手つきで生地をのばしてキャベツや豚肉を載せ「1、2、3」の掛け声に合わせてひっくり返し、歓声を上げて喜んだ。

 フィリピンの大学3年ドミニク・ディゾンさん(19)は「とてもおいしかった。戦後の混乱の中で生まれた料理がこうして続いているんですね」と感心した。(明知隼二)

(2014年4月13日朝刊掲載)

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