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平和大行進が笠岡入り 核兵器廃絶訴え

 東京から広島まで歩いて核兵器廃絶などを訴える原水協系の国民平和大行進が25日、笠岡市に到着した。

 東京から歩き続けている2人を含め、県内の市民団体や公務員たち約40人はこの日午前、浅口市金光町の金光総合支所を出発。「核兵器のない世界 非核と9条輝く日本へ」と書いた横断幕を掲げ「ノーモアヒロシマ」と呼び掛けた。

 笠岡市役所では金藤照明市議会議長や市職労の組合員が歓迎。平和の願いを込めて風船約200個を空に放った。県内全行程を初めて歩いている志賀雅子さん(63)=倉敷市水島東川町=は「集団的自衛権の問題など戦争に対する危機感が高まっている。平和を訴えたかった」と話した。

 一行は5月に東京を出発し、今月16日に県内入り。8月4日に広島市へ着く。(谷本和久)

(2014年7月26日朝刊掲載)

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