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「集団的自衛権」解釈改憲を考えよう 広島弁護士会が30日シンポ

 広島弁護士会は、集団的自衛権行使を可能とした憲法解釈変更の閣議決定について考えるシンポジウム「憲法第9条と集団的自衛権行使~解釈改憲は、我々をどこへ導くのか」を30日午後2時~4時50分、広島市中区のまちづくり市民交流プラザで開く。無料。

 第1次安倍内閣などで官房副長官補を務めた柳沢協二氏が、集団的自衛権の行使容認の問題点について講演。政府が閣議決定に盛り込んだ武力行使の3要件について、政府が想定する行使のケースを挙げながら、不明確な部分が多いことなどを解説する。

 続いて、広島弁護士会平和・憲法問題対策委員会の副委員長を務める井上正信弁護士と柳沢氏が対談。東アジアの安全保障に及ぼす影響や、憲法9条との関係について掘り下げる。聴講者の質問にも答える。

 予約不要。広島弁護士会Tel082(228)0230。

(2014年8月19日朝刊掲載)

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